白井市立七次台中学校

所在地
白井市七次台1-21ー1
交通
北総開発鉄道西白井駅から新京成バスで七次台中学校前下車。
ホームページ
http://www.e-shiroi.jp/nnjh/

ありがとうを増やす活動

 白井市は日本一の収穫量を誇るナシが有名で、梨畑が点在するなど自然環境に恵まれています。そこで進められた千葉ニュータウン造成計画によって開発された地区に昭和59年4月、白井市の4つ目の中学校として七次台中学校が開校しました。

 職員12人、生徒数150人で開校してから順調に歳月を重ね、現在は11学級、395人の生徒が勉学やクラブ活動に励んでいます。2年前には30周年を迎え、盛大に記念式典が行われました。学区の住民のほとんどが首都圏に通勤する家庭で、保護者の教育に寄せる関心は高く、学校へも協力的です。

 「自己実現を目指してたくましく生きる人間性豊かな生徒の育成」が学校の教育目標。そして、生徒や教師の合い言葉は「笑顔・感動・思いやり」~今日一日を真剣に生きる~です。笑顔があふれ、みんなが感動を味わえる、そして思いやりの心で大切な仲間とふれあえる、さらに授業や生徒会活動、学校行事、部活動などに真剣に取り組み、学力や技能を高め合う、そんな生徒がたくさんいる学校が目指されています。

 生徒会が「ありがとうを増やそう~Thanks~」をスローガンとして掲げ、人とのより良い人間関係を築き、明るい学校にしようと生徒会の役員が生徒の中心となって活動しています。

 また、障害を持つ人々の社会参加促進を推進するイエローリボン運動を実施し、いじめのない学校作りをしようと生徒へ働きかけを行っています。

 部活動が盛んで、どこも目標に向けて頑張っています。今年度は野球部が郡大会で優勝し、県大会ベスト8となりました。また、陸上競技部も郡大会女子総合優勝と男女総合優勝に輝き、関東・全国大会への出場を果たしました。スポーツ以外にも、英語スピーチコンテストでの優勝や吹奏楽部の活躍など、文化面でも頑張っています。

2年生、立春式で決意披露

 2年生全員が参加して毎年、立春式が行われます。生徒は思い思いの言葉を書いた色紙を掲げ、大きく成長することを誓います。

 昭和39年に始めて実施されて以来、市内のすべての中学校で行われている行事で、かつては合同で開催されていましたが、今ではそれぞれの学校が特色のある立春式を個別に行っています。

 立春式には自覚・立志・健康の3つの柱があり、1つひとつには次のような意味が込められています。 

 自覚…14歳という年齢に到達し、社会への第一歩を踏み出そうとしていることから自己の行動に責任・自覚を持つ。 

 立志…将来の社会人として高潔な人格の形成、崇高な志や夢を立てるための布石とする。 

 健康…健康とは、毎日の生活の資源として、身体的、精神的、社会的に良好な状態をいい、それを創り出す基礎とする。七次台中学校の今年の立春式は1月23日に行われました。体育館の壇上で、2年生一人ひとりが「笑顔」「思いやり」「新しい」「元気」など、いつも心に留めたいと思う言葉を書いた色紙を掲げ、「笑顔で伝える。ありがとう」「相手を思いやる。ありがとう」などと決意の言葉を述べました。

生徒一人ひとりが主役 生徒会長・斉藤航

 我が校では、「生徒一人ひとりが主役」であることを目標としており、また互いに意見を積極的に出し合うことで、委員会では反省から新しい活動を生み出していき、生徒自身による良い学校を作り出すことに努めています。

 行事においても生徒が中心となって行う事で最高の思い出を最高の仲間と作り出す事ができ、一生の思い出となります。