千葉市立松ケ丘中学校

所在地
千葉市中央区松ヶ丘町440
交通
京成大森台駅から徒歩7分。JR千葉駅から星久喜台経由の「誉田駅、千葉リハビリセンター、鎌取駅行き」で星久喜台停留所下車、徒歩3分。
ホームページ
http://www.cabinet-cbc.ed.jp/school/jhs/015/index.html

生徒見守る記念の時計塔

 昭和37年1月8日に蘇我中学校から分離し、開校しました。当時は生徒と教師が蘇我中から机や椅子などをかついで運び、保護者も新しい校舎の整理整頓に追われました。体育館が無かったので、翌年には、「松ケ丘中学校体育館等建設整備委員会」が立ち上げられ、建設に向けて募金活動が行われました。

 以来56年間、地域の人々に「松中」の愛称で親しまれ、これまでに1万千人を超える卒業生を送り出しています。

 平成20年には老朽化が目立ってきた校舎の改築が決まり、約3年間に及ぶ工事を経て平成25年3月に新しい校舎が完成しました。新校舎でまず目につくのが、1階ホールから3階を見上げられる「大階段」です。開放的な空間を作り出しており、来校者からもとても好評です。また、太陽光発電、トイレの洗浄水に雨水を利用、採光を取り入れた廊下や階段など、環境に優しい校舎になっています。

 平成24年には創立50周年を迎え、地域・保護者・同窓会の方々から「モニュメント時計」が寄贈されました。当時の在校生が描いた「夢・翔・和」のデザインが取り入れられた「モニュメント時計」は、今では生徒の登下校を見守る「松中」のシンボルになっています。

 「自主 自律 自学」が校訓として掲げられていて、「自主 自ら求める生徒」「自律 自ら考えて行動する生徒」「自学 自ら学び創造する生徒」を育てようという思いが込められています。

 現在、12の部が一生懸命に活動しています。本年度は野球部が市総体で優勝、県大会ではベスト8まで勝ち進みました。このほかにも平成27年度には女子バレーボール部が県大会で優勝し、関東大会に出場するなどの成績を残しています。

地域ぐるみ健全育成へ連携

 地域には「松ケ丘中学校地区地域運営委員会」と名付けられた組織があります。幼稚園・小学校から大学までの教育機関、PTA、自治会、商店会、福祉施設、青少年育成委員会、民生委員、社会福祉協議会など43団体で組織され、地域コミュニティーの醸成とともに、子どもたちの健全育成にも連携して取り組んでいます。

 構成メンバーによる「円卓会議」が毎月第2木曜日に開催され、情報共有が図られています。昨年度、地域運営委員会の熱心な取り組みが認められ、千葉日報社の「2016千葉教育大賞」の準大賞に選ばれました。

 生徒は、敬老会などの地域行事へボランティアとして積極的に参加しています。今年は認知症徘徊声かけ訓練に参加しました。吹奏楽部はふるさと祭りなど地域行事の演奏とともに、老人施設のミニコンサートなどでも交流しています。

 「松中」を会場にして行われる「新春マラソン大会」が今年も1月3日、開催されました。今回で34回目の開催でしたが、小・中学生のほか、最近は一般の方や卒業生の参加も増えるなど、正月の恒例行事として、地域の中ですっかり定着しています。

生徒に受け継がれる伝統 生徒会長・高柳 実生

 松ケ丘中学校は、行事に熱心に取り組む学校です。様々な行事がある中でも、ひと際盛り上がりを見せるのが、体育祭と合唱コンクールです。

 松ケ丘中学校の体育祭は、実行委員や応援団が指揮をとり、4色対抗で競い合います。本番は、熱気があふれる戦いや、まとまりのある力強い応援合戦が名物となっています。優勝とともに、応援団賞の獲得をめざし、声を枯らしながら一生懸命に応援する姿を見て、保護者や地域の方々も感動されています。

 また、合唱コンクールでも、実行委員が中心となり、昼休みや放課後など、たくさんの練習を積み重ね、本番では、どの学級でも素晴らしい歌声を響かせます。特に、最高学年である3年生の歌声はとても迫力があります。1・2年生は、3年生の歌声にあこがれて、いつかは自分たちが最高の歌声を響かせようと努力するのです。この様に、3年生から、1・2年生へと伝統が引き継がれ、行事に全力で取り組むところが松ケ丘中学校のよいところです。

 本校には「生徒会歌」があります。これは、50年前に3期生の先輩が作詞をしたそうで、生徒総会や新入生歓迎会の折りに歌い継がれてきました。「生徒会歌」のある学校はたいへん珍しいと聞き、本校生徒会の伝統を誇りに思いました。

 私は、生徒会長として、行事だけではなく、日常生活でも、当たり前のことを当たり前にできる、何事においても積極的に取り組む松ケ丘中学校にしていきたいです。