記事の掲示で新聞に関心 飯岡中学校(旭市)

 新聞に親しみ楽しく読んで考え、自ら学ぶ生徒を育てるために、NIE実践校の指定を受けました。昨年9月から各紙を届けていただいています。

 玄関前の専用ボックスから社会科係の生徒が、週交代で毎朝、各学年の新聞コーナーに展示しています(本校は学年で昇降口が違い、全校生徒が必ず通るような場所もないことが悩みです)。

 前日までの新聞はフリースペースの整理棚に集約し、昼休みにボランティアの生徒がコラム、人物紹介、投書欄や、各教科で役立ちそうな記事、人に紹介したい記事を切り抜き、それぞれの保管場所に入れて活用できるようにと考えました。

 しかし、3年生を中心に20人以上がボランティアに応募したものの、行事に追われてなかなか集まれず、展示後の活用もあまり進まないまま新聞がたまっていくという状況が生じました。

 そこで、時間を見つけて各学級にNIE担当者が出向き、新聞を語り、さまざまな新聞のどこにどんな記事が載っているかなどに気付かせながら、生徒たちが各々に興味ある記事を選択して「新聞記事を紹介しま~す!」のレポートを作成・展示する機会を設けました。

 新聞への関心が徐々に高まり、校内に「紹介」掲示が増えています。