見出し考え、表現力養う 塩焼小学校(市川市) 【NIE報告 県内実践校の取り組み】

 塩焼小学校では、昨年度より「自ら考え、学び合える子の育成」を主題としている。

 授業の中で、子どもたちはさまざまな用語や知識を活用して思考し、その内容を用語を使って表現することになる。今年度は、学校図書ICT機器、新聞を連動的に扱うことによって、十分な用語や知識を養い、思考力、表現力を育成することをねらいとしている。

 その取り組みの一例として、2学年国語科の新聞を活用した授業を紹介する。小学生新聞をもとに写真や記事を見て、自分なりの見出しを付ける活動である。低学年でも親しみやすい写真から、記事の要旨にせまり、友達と見出しを紹介し合うことで、多くの言葉や表現を知ることができる。また、伝えたいことを適切に表現できるようになる。

 授業では毎日新聞の記者を講師に招き、見出しを付けるポイントを聞く場面もあった。学年の発達に応じて活用し、思考力、表現力を養っている。