新聞に親しみ、活用力向上 土気南中学校(千葉市緑区) 【NIE報告 県内実践校の取り組み】

 本校は、平成26・27年度の2年間、NIE推進の実践校として指定を受け、初年度の取り組みとなる。

 本年度は「新聞に親しみ、読む機会を増やすにはどうするか」という視点から実践を行っている。実践は、3本の柱<(1)授業での新聞活用(スピーチ・スクラップ新聞の作成など)(2)図書館指導員と連携した新聞活用(記事の掲示・閲覧スペースの設置)(3)朝の読書の時間を利用した新聞活用>を立て、「体験する・感じる・考える・表現する」ことによる活用する力の向上を目指している。

 その取り組みの一例として、朝の読書時間を利用した「NIET」を紹介する。本校では、毎月1週間、朝の始業前の10分間を利用し、ワークシート形式の活動を行っている。使用するワークシートについては、情報の抽出↓熟考↓交流↓振り返りといった思考操作ができるよう各学年の職員が作成し、教科の垣根を越えた総合的な学習活動を行っている。