短い言葉で的確に表現 臼井南中学校(佐倉市) 【NIE報告 県内実践校の取り組み】

 佐倉市立臼井南中学校は、昨年度より2年間に渡り、NIE実践指定校として、「教育の場に新聞を」を合言葉に教育活動に取り組んでいる。

 「汗をかく」の教育目標のもと、「豊かな心」と「確かな学力」を持った生徒の育成を言語活動の充実を図りながら、各教科、領域で研修を進め、11月に実施した学力向上交流会を経て実践している。

 昨年度は、現役新聞記者を講師に「ことばの授業」を行い、見出しの付け方を学んだ。短い言葉で的確に表現する学習などにより、行事後の個人新聞、班新聞、歴史新聞作りなどに生かしている。

 校内に、生徒がいつでも新聞が手に取れる環境づくりを行い、休み時間には、新聞を見る生徒の風景が見られる。新聞を手に取ることで、自主的な学びや、社会と結びつくことができるなどの効果がみられる。またさらに思考力、判断力、表現力や情報活用能力が高まることを期待したい。