記事を日替わりで紹介 神崎町立神崎中学校【NIE報告 県内実践校の取り組み】

 神崎町は利根川に面する緑豊かな水郷地帯にある。神崎中学校は町でただひとつの中学校で、生徒160人、教職員19人の小規模校。昨年度よりNIE推進実践校の指定を受け、「生きた教材」として新聞を活用し「新聞に親しむこと」に取り組んできた。

 新聞閲覧コーナーを各学年フロアに設けたり、短学活時に生徒が日替わりで新聞記事を紹介する活動等を行ってきた。また、「はがき新聞」という専用用紙を教科学習のまとめや感想の掲示発表に活用し、生徒おのおのの情報発信の機会とすることができた。

 国語科では新聞社発の「ワークシート通信」を補助教材として活用し、読解のスキルを高めるとともに、家庭への話題の提供の機会となった。

 学校での新聞の活用を幅広く探ってきたが、日々さまざまなメディアに接する子どもたちに、改めて新聞の良さ、情報の大切さを伝えることができた。