新1年生に定規手渡す ジェフ選手が小学校訪問 千葉市

 サッカーJ2のジェフユナイテッド市原千葉は11日、選手たちがホームタウンの千葉市、市原市の市立小学校を訪問し、入学したばかりの1年生にオリジナル定規をプレゼントした。ジェフを身近に感じてもらおうと、5年前から実施していて、ことしのプレゼントで市立小学校の全児童が定規を持つことになる。

 中央区の宮崎小(長瀬秀二校長)を訪れたのは山口慶、井出遥也の2選手と、女子サッカーなでしこリーグ、ジェフレディースの桜本尚子選手。井出選手が「友達できましたか」「学校は楽しいですか」と質問すると、子どもたちは元気に「ハイ」と声をそろえた。

 定規はロゴマークとユニホームがデザインされ、自分の名前を書き込めるようになっている。選手は「入学おめでとう」と話し掛けながら、一人一人に手渡した。

 また選手はリフティングの妙技を披露。「ボクもできる」と手を挙げて挑戦する児童もいて、盛り上がった。山口選手が「試合を見に来てね」と呼び掛けると、桜本選手も「女子もたくさん試合があるからよろしく」と訴えた。

 この日は選手が手分けして千葉市16、市原市6校を訪れた。選手訪問は小学校でも人気で、ことしは49校から申し込みがあり、抽選で22校に決まった。定規は全ての市立小学校に贈られる。