田植え初挑戦「楽しかった」 茂原市の五郷小

保全会メンバーの指導を受けて苗を植える子どもたち=茂原市

 茂原市綱島の市立五郷小学校(灰野訓敏校長、児童358人)の5年生が、学校近くの水田で田植えに挑戦した。

 同校では、地元住民でつくる早野地域資源保全会(鶴岡明男会長)の協力で稲作体験学習を昨年から行っている。60人の5年生が参加し、保全会メンバーの指導を受けながら、コシヒカリの苗を丁寧に植えていた。

 田植えは初めてだという山田奏来君(10)は「泥の感触は気持ち悪かったけど、楽しかったです」と笑顔で話していた。9月には稲刈りを行い、収穫した米は学校の給食で提供される。