女子校同士で交流 台湾学生が文化体験 木更津東高

浴衣を着て記念撮影する生徒たち=県立木更津東高校

 台湾の女子高校の生徒ら約35人が、木更津市の女子校、県立木更津東高校(山本昭裕校長、全日制生徒475人)を訪れ、手巻きずし作りや浴衣の着付け体験で交流した。

 訪問したのは、家政科や被服科などの学科がある国立中●がそれぞ高級家事商業職業学校の生徒たち。両校とも女子校で、家政科があることから交流が実現した。

 一行は成田山新勝寺やマザー牧場を訪れた後、木更津東高に到着。同校の生徒が身ぶり手ぶりで浴衣の着付けを教えたり、木更津産のノリを使った手巻きずしを一緒に食べたりして親睦を深めた。

 職業学校3年の林詩芸さん(18)は「初めて日本食を作った。とてもおもしろかった」と笑顔で話した。

 本県では、2011年と14年に森田健作知事が台湾を訪れてトップセールスしたことをきっかけに、学生の教育旅行を受け入れており、5月には計7校の285人が県内の高校と中学校を訪問予定という。

 ※●は土ヘンに歴の木