同時に友好の植樹 豪ホワイトホース市と 松戸 柿ノ木台小

本郷谷市長(中央右)、大井議長とブラシの若木を植樹する力武君(左)、松野さん(右)=松戸市立柿ノ木台小学校

 松戸市立柿ノ木台小学校(田迎宏之校長、児童855人)で、市の妹妹都市、豪ホワイトホース市との友好を深める植樹が行われた。児童らがブラシの若木を植えた。

 1958年に松戸市の女子中学生がオーストラリア大使館に「ユーカリの種をください」と手紙を書いたのをきっかけに、同市ではユーカリの植樹が進められ、71年に旧ボックスヒル市(現ホワイトホース市)と姉妹都市を結んだ。

 両市は姉妹都市を結んだ5月12日をグリーンツリーデー(樹の日)と定め、30周年記念の翌年2002年から、同じ日、同じ時間に植樹を行っている。今年12回目を迎えた。

 植樹式で6年生の水本陽大君が児童を代表して「緑を守るのは僕らの役目」とあいさつ。力武駿人君、松野百萌さんが本郷谷健次市長、大井知敏市議会議長と共にブラシの若木に土をかけた。ホ市でもスポーツ施設にレモンの香りのするユーカリを植えたという。

 植樹後は本郷谷市長とアンドリュー・マンロー市長がスカイプを活用したテレビ電話会談で、45周年に向けた交流の深化を約束した。