サツマイモ育ってね 旭農高生と園児が植え付け

一緒にサツマイモ苗を植える旭農高生と幼稚園児=旭市江ケ崎

 旭市江ケ崎の県立旭農業高校江ケ崎農場で、農場近くの私立うなかみ幼稚園の子どもたちと高校生が一緒にサツマイモ苗の植え付けを行った。

 園児44人と同校生活科学科1、2年の女子生徒10人が畑に向かい、10列ある長さ約20メートルの畝の前に整列。生徒1人が園児4~5人について植え方を教えながら作業を進めた。

 生徒が「棒を斜めに深く差して、そこに苗を半分くらい植えて」などとお手本を示しながら優しく話しかけると、はだしになった園児たちは「うまくできた」「楽しい」と笑顔。小さな手で土をかぶせていき、ベニアズマの苗500本をあっという間に植え終えた。

 同校の食育活動や地域連携事業の一環として、毎年園児たちとサツマイモ植え付けを行っている。10月下旬~11月上旬に一緒に収穫を行い、幼稚園で焼き芋や芋団子にして食べる予定。