国立木更津工業高等専門学校

所在地
木更津市清見台東2-11-1
交通
JR木更津駅下車、清見台団地行きバスで15分。「高専前」バス停下車し、徒歩2分。
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トップエンジニアを育成

 高等専門学校は産業界の要望に応じるため、実践的技術者を養成する機関として創設された学校で、木更津高専は全国に51校ある国立高等専門学校の一つです。昭和42年6月に開校しました。

 5年制の高等教育機関で、機械工学科、電気電子工学科、電子制御工学科、情報工学科、環境都市工学科があり、将来の科学技術を担い先導するトップエンジニア育成が目指されます。

 大学と同じ高等教育機関なので、在校生は学生と呼ばれます。学生は1年生から各学科に分かれ、5年一貫の教育課程の中で、一般教育と専門教育を組み合わせ、学理とともに実験や実習を重視した教育が進められています。卒業すると「準学士」の称号が与えられます。

 さらに高度の専門教育と研究を進めることができる専攻科も併設されています。機械・電子システム工学、制御・情報システム工学、環境建設工学があり、2年間の課程を修了すると、大学工学部と同じ「学士」の学位を得ることができます。

 学生を指導するのは75人の教授・准教授・講師・助教。さらに44人の事務・技術職員、語学や専門分野の非常勤講師と、併せて150人以上のスタッフが学生をバックアップします。社会貢献の一環として企業との共同研究を積極的に進めるとともに、インターンシップの実施などで実践的な工学教育が行われています。

 教育方針は、第一に人間としての力を育成する「人間形成」、第二に「専門の科学技術の修得」、第三に健康な心と体を育成する「心身の鍛練」。この3つの柱のもと、学生は、日々の一般科目・専門科目に加えてスポーツや文化系の課外活動にも積極的に取り組んでいます。

 遠隔地からの入学生のために雄峰寮(男子寮)、なのはな寮(女子寮)があり、約360人の学生たちが、自由な雰囲気の中で共同生活をしています。寮内では勉強会が開かれ、先輩からのアドバイスを受けて、定期試験対策などに集中しています。

ドイツでの研修で国際交流 情報工学科5年・金城未歩子

 木更津高専では国際交流をさかんに行っていて、留学生の受け入れや海外での各種プログラムへの学生の派遣にも積極的に取り組んでいます。私は2013年8月にドイツで開催された語学研修に参加し、世界23か国から集まった109人の参加者たちと一緒に3週間を過ごしました。

 初めて訪れた海外ではすべてが新鮮で、特に、すれ違う時に目が合っただけでも挨拶をし合う習慣やごみが一つもない美しい街並みは、緊張していた私を元気づけてくれました。

 他国からの参加者には日本語やマンガ・アニメに興味を持っている人が多く、日本に関心を持ってくれていることがうれしかったです。震災の話題になったときは自分にはすぐには答えられない質問もあり、国際交流をするにはまず自国の文化や特色を理解しておくことが大切だと感じました。

 私は国際交流活動を通して、日本で暮らしているだけでは味わうことができない感動を味わうことができ、世界中に友達を作ることができました。ドイツ語の知識を深められたことはもちろん、国ごとの文化の違いやコミュニケーションをとることの楽しさも学ぶことができました。これからもドイツ語をもっと勉強して、いつかまたドイツに遊びに行きたいと思っています。

チーム一丸、ロボット製作 電子制御工学科3年・添田拓巳

 私たちは、ロボット研究同好会を作り、「高専ロボコン」に出場するために日々研究しています。そして、毎日、放課後にロボットの製作活動に励んでいます。

 自分たちで考えたアイデアが実際に動いたときは感動です。

 ロボットを作るというのは、創造力、実現能力が問われるため難しいというイメージが強いと思います。確かに1人でロボットを作るのは、とても大変です。ですが、私には一緒にロボットを作るかけがえのない仲間がいます。皆でアイデアを出し合い、作業を分担することによってロボットを完成させることができます。

 ロボット作りは、チーム戦です。チームが一丸となってロボット作りをすることで、どんな困難にも立ち向かうことができます。