所在地 | |
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香取郡東庄町青馬1756 | |
交通 | |
ホームページ | |
http://www.town.tohnosho.chiba.jp/edu/jhs-tohnosho/ |
未来を切り拓く生徒目指す
昭和47年に神代、笹川、橘、東城の4中学校が統合して創立されました。その時は校舎が完成しておらず、実際の統合は新校舎完成後の49年4月1日に職員48人、生徒数795人で開校しました。その後、鹿島臨海工業地域で働く人の子どもの転入が増加し、一時は900人を超す生徒数となりました。
学校がある東庄町は、源頼朝の家臣として活躍した千葉氏の6番目の息子、東氏の荘園があった土地で、それにちなんで東の庄「東庄」と呼ばれるようになりました。現在は、イチゴやカブなどの生産が盛んに行われている町です。
学校は町のほぼ中央の高台にそびえていて、北側の眼下には水田が広がっています。さらにその向こうには、利根川をはさんで鹿島臨海工業地域、鹿島灘までも見渡すことができます。現在は、394人の特別支援学級を含む15学級です。町内1校の中学校ということで、校舎は東京ドーム約2個分と同じ広々とした敷地に建っています。
素直で優しい性格の生徒が多く、緑の多い豊かな自然環境のなかで勉強やスポーツに打ち込んでいます。いち早くコンピュータ教室を設置して授業に活用するなど学校の施設・設備も充実しています。
「情操豊かで創造力があり、未来を切り拓く力のある生徒の育成」が学校の目標です。温かい地域の人々に見守られながら「本気で学習」「本気で奉仕」「明るい挨拶」「元気に運動」を合言葉に、生徒ははつらつとした中学生活を送っています。
部活動にも盛んに取り組んでいます。地域の人々の支援もあって、多くの部は県大会出場を果たしました。特に、陸上競技の長距離走では昨年度と今年度の2年連続で全国大会出場を果たすことができました。
日本文化体験の成果披露
東庄中では学年ごとに、体験学習のスローガンが掲げられています。昭和57年度から続いている社会体験学習で、1年生のテーマは「東庄町を知ろう」です。総合的な学習の時間に歴史や文化について学んでいます。2年生は「社会体験活動」。地域の産業を体験を通して理解し、進路学習につなげていこうと取り組まれています。
3年生の「日本文化体験」は、地域のサークルなどの協力を得て、「日本文化体験から生き方を学ぼう」を目標に今年度は、茶道、華道、書道、日本舞踊、囲碁、将棋、武道、弓道、琴、米粉パンづくりに一生懸命取り組みました。
この中から、華道、日本舞踊、書道、弓道、琴、武道の成果を今年の文化祭で、全校生徒と来校した保護者に披露しました。文化祭では、東京ディズニーランドから贈られた非常食の体験試食を行い、例年になく、盛り上がった文化祭となりました。
以前取り組んでいた「愛汗運動」を引き継ぎ、「愛」と「汗」を基本にして、町内にある福祉施設への訪問など様々な体験活動を行い、生徒たちに「愛」と「汗」を感じてほしいと続けられている活動です。
笑顔あふれる明るい学校 生徒会長・菅谷友香
私たちの東庄中学校は、笑顔があふれる明るい学校です。本校が、特に力を入れているのは行事です。その中でも印象に残ったのは運動会です。
運動会では紅組も白組も団結し、優勝を目指しました。最後には紅白で肩を組んで校歌を歌いました。生徒は、いろいろなことに真剣に取り組んでいます。
生徒会が、今取り組んでいるのが挨拶運動と代表委員会の充実です。
挨拶は、人として大切なマナーです。この運動を通して、一人でも多くの生徒が挨拶をできるようにしたいです。
学級会長などで構成される代表委員会で、目標を決めるなどいろいろな活動を行っています。私たち生徒会は、よりよい学校生活を目指し頑張っています。
校長の声
五十嵐 正憲校長 今年度は、始業式や終業式など大きな行事のたびに、「今の学年は一度しかない」「今を大切にして、二度とない今の学年の中学校生活を悔いのないものにしていこう」「今これからの行事をみんなの思い出に残る素晴らしいものにしていこう」という話をしてきました。生徒たちは、それに応えるように、部活動では精一杯の活躍を見せて、すばらしい成績を残してくれました。また、運動会や文化祭では、本校の生徒が一つになった活動を見せてくれました。これからも、今のこの瞬間にやるべきことを精いっぱいできる人になってくれることを期待しています。