所在地 | |
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千葉市緑区誉田町1-138 | |
交通 | |
JR外房線誉田駅より徒歩20分 | ホームページ |
http://www.cabinet-cbc.ed.jp/school/jhs/013/index.html |
目標、「あいうえお」の生徒
千葉市東南部の丘陵地帯に位置し、緑豊かな環境の中にある誉田中学校は昭和22年5月10日、新学制施行に伴い、誉田小学校校舎を借用して発足しました。市内でも最も古い歴史を持つ中学校のひとつです。
かつて学校は、落花生を中心とした畑作農業地帯の中にあり、小規模校として、ゆとりある学校生活に専念する時代が続いていました。やがて、東京方面への通勤者のベッドタウンとして周辺の宅地化が進み、昭和56年頃から生徒数が増加し始めて大規模校となってきました。平成に入ると1学年4学級から6学級でほぼ一定するようになり、平成23年度からは特別支援学級も設置されました。
生徒は5町以上にまたがる広範な地域から比較的交通量の多い通学路を徒歩や自転車を利用して通学しています。正門前にJRの踏切があるという全国でも希な環境も特徴のひとつです。地域住民の連帯感が強く、PTA活動も大変熱心で、青少年育成委員会、おやじの会やスポーツ振興会の活動なども活発です。
「豊かな心を持ち、個性豊かで、未来に向かってたくましく生きる生徒」が学校の目標です。そのために、「あいうえお」の約束が決められています。
「あ、挨拶が心からできる礼儀正しい生徒」「い、意欲を持って学習や運動に取り組む生徒」「う、美しい環境作りに励む生徒」「え、笑顔で全力を尽くし、生き生きとした生活のできる生徒」「お、思いやりのある優しい生徒」という5つのめざす生徒像を全校生徒534人、教職員約40人が一丸となって日々追い求めています。
平成25年度からは新たな試みとして、開かれた学校づくりをめざし、授業参観日とは別に学校公開日を年間5日設定し、保護者をはじめ地域の方々に広く学校を知ってもらっています。
県文化会館の舞台で合唱
体育祭(5月)、合唱コンクール(9月)、誉田タイム(生徒集会)、3年生を送る会(3月)球技大会(3月)など多くの行事の運営が生徒主体で行われています。合唱コンクールは千葉県の文化の殿堂である県文化会館を使用し、保護者や地域の方を招いて開催されています。毎年、晴れの大舞台の日が近づくと、生徒の合唱練習に熱が入ります。
総合的な学習の時間を活用し、地域の方々を講師に招いて、地域の伝統芸能や文化・歴史に触れ合い体験する「地域ふれあいタイム」と名づけられた学習の時間が設けられています。
環境教育にも力を入れて取り組んでいます。地区青少年育成委員会やおやじの会、PTAと生徒会が共催し、ボランティア教育とも兼ね合わせた、「クリーン&グリーン」という地域清掃活動を毎年夏休みに行っています。
部活動も盛んです。吹奏楽部は、近隣の特別支援学校文化祭や大型商業施設でのクリスマスコンサート、千葉県警の「振り込め詐欺撲滅キャンペーン」での警察音楽隊とのジョイントコンサートなどで演奏を披露、地域と積極的な関わりをもっています。
美術部は、校内の廊下を季節ごとに彩る作品を展示しています。行政機関の依頼で成人病予防啓発ポスターを作成し感謝状を授与されました。
校長の声
伊原俊二校長 本校は、明るく人なつっこい性格の生徒が多く、元気に学校生活を送っています。また「行事で育つ誉田中」といわれるほど活動的で、行事に向けたエネルギーはすばらしいものがあります。規範意識と道徳観の醸成のため、「気配り、気遣い、思いやり」を合い言葉に歴史と伝統のある誉田中学校を、千葉市・千葉県に誇れる学校になるよう、生徒・教職員が一丸となって努力しています。