所在地 | |
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茂原市上永吉1185-2 | |
交通 | |
JR茂原駅から徒歩30分。 小湊バス「上永吉・長南行き」で中の島入口下車、徒歩10分。「道の駅つどいの郷むつざわ行き」で中の島入口下車、徒歩10分。 | ホームページ |
http://mobara.chiba-lcs.jp/minami-j/html/htdocs/ |
合言葉は「頑張れば感動」
東西4・4キロメートル、南北5・2キロメートルに及ぶ広い学区内には電子機器会社やモバイルディスプレイ工場などがあり、多くの保護者の方々がこれらの企業に勤めています。農業も盛んで緑豊かな恵まれた環境にあります。
昭和35年4月、茂原市立五郷中学校と茂原市立鶴枝中学校が統合され、茂原市立南部中学校と称した後、昭和36年3月に茂原市立南中学校と改称しました。
昭和62年3月に現在地へ移転し、平成22年に創立50周年を迎えました。現在は、教員36人、学級数17学級で、504人の生徒が学んでいます。卒業生は、1万2000人を超え、さまざまな分野で活躍しています。
外面の美しさと内面の質朴さがほどよく調和している意味の「文質彬彬(ぶんしつひんぴん)」を校訓として掲げ、「夢を持ち、学徳を錬磨し、人間力を高めるとともに、心身ともにたくましい、心豊かな生徒の育成」を目指しています。
また、学校スローガンを「頑張れば感動!」、職員集団を「チームみなみ」と名づけ、生徒も職員も日々、目標を持って取り組んでいます。
部活動は、10の運動部と2つの文化部があり、生徒が熱心に活動しています。今年度は、地元長生地区の予選を多くの団体・個人が勝ち上がり、県大会に出場したほか、バドミントン個人女子(ダブルス)や卓球個人男女(ともにシングルス)では県総合体育大会を勝ち抜き、関東大会出場を果たしました。県新人体育大会では卓球部が個人シングルスでアベック優勝を果たしました。
音楽部は県内で唯一、「琴」を演奏します。各種コンクールや地元のイベントに参加した際には多くの注目を集めています。
歌声流れる「おおとり祭」
秋には「おおとり祭」が開催されます。校歌3番の歌詞「大空ゆたかに飛ぶ鵬の…」から名づけられた文化祭です。
午前中は合唱コンクールが行われ、学年別、学級別に別れて最優秀賞、優秀賞、優良賞を競います。この日のために各学級では9月の運動会が終わると、合唱練習に取り組みます。
地域のお年よりを招待し、作文朗読による「少年の主張」やダンス、英語スピーチなども行われます。PTAによる模擬店やバザーも人気を集めます。
平成24年度から「運動好き」「体育好き」な生徒を育てる体育授業について研究が進められてきました。昨年11月、大勢の教育関係者が見守る中、授業が行われ研究の成果が披露されました。
体育館で1年生男子がダンス、グラウンドでは2年生女子がソフトボールを行いましたが、はつらつと動き回る生徒の姿が、来校した教育関係者から賞賛されました。
学校の部活動以外でも水泳で県大会上位入賞したり、クラシックバレエで関東エリア中学部門第1位になるなど活躍している生徒がいます。
また、こども県展で「県教育長賞」を受賞、県小中高校席書大会で「千葉日報社賞」を受賞するなど、さまざまな部門で優秀な成績を収めています。
自ら考え、活動し、進化 生徒会長・内山達士
南中学校は、伝統である「頑張れば感動」というスローガンのもと、何事にも全力で取り組んでいます。
生徒会では、あいさつ運動と学校行事に力を入れています。学校行事の中でも、特に二つの行事が盛んです。一つは運動会です。各色のアーチは長生郡市一の大きさだと評判です。二つ目は「おおとり祭」です。今年は、600人以上ものお客様がいらして、合唱コンクールやダンスの発表が行われました。どちらも生徒会が主体的に活動し、大いに盛り上がりました。
また、学校が小高い位置に建っていて、生徒が長い坂道を登下校していますが、地域の方々や先生方が車で通るときに、「立ち止まって振り返ってあいさつをする」という伝統が続いています。この振り返りあいさつは、生徒が率先して行ってきたものです。
生徒会では、良き伝統を継承していくと同時に、自ら考え、活動し、進化していく、そんな学校を目指していきたいと思っています。
校長の声
市原茂和校長 本校の生徒は、毎日600メートルの坂を登って通学しています。この坂が生徒の強靭な体力と精神力を培うと同時に、学校での生活を振り返ったり、意欲を燃やす場であるようです。
本校の生徒の挨拶や振る舞いは、地域の方々に元気をもたらせてくれています。このような振る舞いを大切にし、「友情」「学び」「感動」が溢れる学校生活を送って欲しいと思います。そして、いつまでも南中と郷土茂原を愛する人であってほしいと願っています。