明聖高等学校

千葉県初の私立通信制高校

　平成１２年に、千葉県初の私立通信制高等学校として開校しました。男女共学で現在は６６２人の生徒が在籍しています。

　学び直しのカリキュラムや不登校生へのサポートが充実しており、きめ細やかな指導体制が整っています。コース制をとり多様な学習環境を設定し、自分にあった学びのスタイルで高校生活を送ることができます。

　「全日コース」は、週５日登校の全日型スタイルでクラスメイトと共に学び、さまざまな学校行事や体験学習で楽しい学園ライフを送ることができます。

　また、様々な理由で学校から足が遠のいていたり、気持ちが揺れ動いている生徒に対しての個別指導やカウンセリング体制が充実していることも大きな特徴です。

　「通信コース」は、定期的なレポート提出とスクーリング（授業）出席で学習をすすめ、自分のペースで無理なく高校卒業を目指します。自宅学習のフォローアップもいろいろ用意されています。

　平成２７年度からはインターネット型学習の「サイバーコース」が新設されました。生徒は独自に開発された「明聖サイバー学習国」で学びます。パソコンやスマートフォンなどでバーチャルハイスクールにログインし、レポートに取り組んだり、動画授業を視聴して学習を進めます。

　また、自身のアバター（分身）を操作しながら、クラスメイトとチャットしたり、学習アプリにチャレンジしたりなど、ゲーム感覚で学んでいくことができます。

　通信制高校ながら部活動も盛んで、千葉市緑区にある総合グラウンドでは硬式野球部、サッカー部、テニス部、バスケットボール部などが活動しています。また、校内では卓球部、チアダンス部、パソコン部、吹奏楽部、アニメ同好会、写真同好会などが活動しています。

　サーフィン部は、毎年全日本サーフィン選手権に出場しており、全日本優勝、さらに世界大会優勝の実績を誇ります。ＯＢやＯＧの中にはプロとして活躍している選手が大勢います。

　全日コースの１年生は、明聖高校の九十九里研修センターで２泊３日の「イングリッシュ・ビレッジ」という課外研修を行います。研修の間、部屋以外ではすべて英語で生活します。ネイティブの先生たちとの会話はもちろん、先生やクラスメイトとの会話も英語で行います。

　食事作りも楽しみながら英語で行います。最終日にはグループに分かれて英語劇、英語紙芝居など毎年趣向を凝らした発表が行われ会場は大きな笑いに包まれます。

　初日の生徒たちは、照れや勇気が出ず、なかなか声に出して英語を使うことができなかったり、自ら英語でコミュニケーションをとることに臆病でしたが２日目、３日目と日増しに積極性が出て、英語を使うことや間違えることへの抵抗感がなくなり、何よりも表情豊かに笑顔があふれるようなります。

　九十九里研修センターにはキャンプ場があり、テント宿泊や野外炊飯も体験できます。

　千葉市緑区にある「明聖ファーム」で農業体験もします。土や自然にたくさん触れることで健康な心が育まれます。