八街市立八街中央中学校

所在地
八街市八街ほ591
交通
JR八街駅から徒歩10分。
ホームページ
http://ymt.hs.plala.or.jp/yachi.yachichuou-j/

運動部、全国大会でも活躍

 八街中央中学校は昭和38年に当時の朝暘中、交進中、二州中、川上中の4校が統合して、生徒数1049人28学級という大規模校でスタートした学校です。

 53年目となる伝統校ですが、現在も生徒数624人、23学級と郡内では規模の大きい学校です。

 校訓は「自律・勤労・礼儀」。生徒は純朴で素直と定評があり、部活動や生徒会活動に積極的に参加しています。

 スポーツの盛んな中学校として郡内でも有名で、昨年の総合体育大会では柔道部、陸上部が全国大会、卓球部が関東大会、バスケットボール部、ソフトボール部、バレーボール部が県大会出場を果たしました。

 「話を静かに聞くことができる」「指示を受け止め行動できる」「あいさつができる」「正しい言葉づかいができる」「清掃ができる」「自学ができる」の八街市幼小中高連携指導6項目が浸透した落ち着いた学校となっています。

 教室の一日の始まりは、朝読書です。始業5分前には生徒自ら着席し、読書が始まります。朝のショートホームルームはどのクラスもどの学年も同じプログラムで、一人ひとりがその役割を確実に果たして行われます。

 清掃はだまってただひたすら行動する黙動、一日の終わりは週直活動と、どれも学校全体が歩調を同じくして活動します。先生の声かけがなくても、生徒自らきびきびと取り組みます。

 特に自慢できる活動として「清掃」が上げられます。チャイムと同時に環境美化委員のクラス代表の号令がかかると、速やかに各自で清掃場所に移動し、黙動で時間いっぱい自分の分担を清掃しています。黙々と清掃に取り組む姿は、たいへん潔いものがあります。この良き伝統を引継ぎ、更なる飛躍をし続ける学校が目指されています。

 校歌に「さくらの園」と歌われている八街中央中学校の校庭に20本の川津桜の木が育っています。千葉黎明高校からプレゼントされたもので、今春も小さなピンク色の花を咲かせました。

学区の小学校と積極交流

 八街中央中学校では学区の小学校との積極的な交流が行われています。その一つとして、中学の教師が小学校の教壇に立つ交流授業が行われています。スムーズに中学に進学できるようにするためで、学区の実住小学校と交進小学校の6年生のクラスで国語、数学、理科などの授業が行われています。

 11月の「やちまた教育の日月間」には、八街中央中学校と実住小、交進小の交流を市民に紹介する合同生徒集会が開催されました。

 最初に三校合同のソーラン節の演技が披露され、中学生と小学生の息の合った演技に会場から大きな拍手が寄せられました。

 引き続いて行われたパネルディスカッション(地域ミニ集会)では、1学期に実施された学校生活に関するアンケートを基に、自分たちの学校生活を振り返り、今後の学校生活に向けての討論が行われました。

 パネルディスカッションのまとめとして、児童・生徒が八街市に期待することと題して発表を行い、会場の父兄や地域の人々も児童・生徒の学園生活にアドバイスを送るなど、実りのある集会となりました。

文武両道の楽しい学校を 生徒会長・浅野優斗

 私たちの中央中学校はたくさんの自然に囲まれ、静かで穏やかな地域ですが、生徒はとても元気が良く活発です。行事でもそのエネルギーを生かし、たいへんな盛り上がりを見せます。

 普段の学校生活では、生徒たちで作り上げる生徒会をモットーに、落ち着いた雰囲気の中、学習や学級活動、集団生活に取り組んでいます。

 また、部活動がとても盛んで、毎年、多くの部が先生のご指導のもと、県大会や関東大会に出場しています。どの部も上を目指して生き生きと頑張っています。

 地域の方々や保護者には、学習ボランティアや図書ボランティアなどで協力していただいています。これからも、全員で協力して文武両道の楽しい学校を作り上げたいと思います。