所在地 | |
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流山市流山1-800-1 | |
交通 | |
流鉄流山線平和台駅下車、徒歩3分。東部野田線江戸川台駅下車、バス利用15分。JR武蔵野線・つくばエクスプレス線南流山駅下車、徒歩15分。 | ホームページ |
http://www.chiba-c.ed.jp/nagareyamaminami-h/ |
積極的に地域とつながり
流山南高等学校は昭和58年に開校し、今年で33年目を迎えました。校訓は「考燃而飛」で、「物事をよく考え、情熱を燃やし、そしてより高く飛躍しよう」という願いが込められています。高校3年間での様々な経験を通し、将来、地域社会で活躍する生徒の育成を目指しています。
教養コースとスポーツ健康コースの2つのコースがあります。教養コースでは社会人としての基礎的な学力の向上が目指され、スポーツ健康コースではスキー実習などの専門的な授業を通して、生涯スポーツの推進のための基礎的な知識・技能を身に付けます。いずれのコースとも、少人数授業や複数の教師が協力しあいながら指導するティームティーチングが行われ、分かる授業が目指されています。
基礎学力の定着の一環として、「卒業までに日本漢字能力検定3級合格」を目標に、学校一丸となって漢字の学習に取り組んでいます。
地域の方々との交流を、授業の中で積極的に行っています。流山のまちづくりに携わる大学生や地域の人々、人生設計を教えてくれる先輩が来校し、1年生に訓話をします。
2年生は地域のNPO会員のレシピを元に、特産品のみりんなどについて深く学びます。また近くの専門学校の先生を招いて、高齢者福祉体験を行います。
3年生は実際の投票箱を借りて投票の模擬体験をします。子育て中の親子を学校に招いたり、保育園に行ったりと、将来に直結するような授業もあります。
毎月15日、正門裏門で、相撲部と野球部、柔道部員で結成されたマナーアップ隊が、登校時の挨拶や自転車の乗り方のマナーを呼びかけます。この活動で生徒のマナーが向上したと、地域の人々からも好評。学校の最寄り駅の前でも活動を行うことになり、昨年1月に千葉県警察から感謝状が贈られました。
相撲部、関東大会で活躍
地域との連携活動の一環として、体育祭では近くの保育園の園児もお遊戯を披露し、競技に参加します。夏休みには希望者が流山市社会福祉協議会主宰の認知症サポーターの講座に参加したり、秋には学校近くの赤城神社の伝統行事である巨大なしめ縄を結う行事に参加します。
地域で開かれるスプリングフェスタというお祭りには理科部、軽音部、美術部、吹奏楽部が参加しています。美術部は昨年度、バスの車体に、交通安全を願って絵を描写しました。
また、家庭科部は近くの鉄道(流鉄流山線)の車両内部の装飾をしたり、月一度程度、流山市内でカフェを開いています。
公立の学校では珍しい相撲部、弓道部、ラグビー同好会があります。相撲部は、高校から相撲を始めた生徒も関東大会に出場するなどの活躍をしています。卒業生の一人は、阿炎のしこ名で大相撲で活躍しています。陸上部は男子も女子も県内で良い成績を誇っています。特に女子の100メートル、200メートル、400メートルリレーは、インターハイに出場するなど、全国レベルの活躍をしています。
思いやりの気持ちを大切に 生徒会長・菅原樹
流山南高校の生徒の多くは、「将来、人の役に立ちたい」と思っています。そのため、日頃から困っている人の手助けを積極的に行う生徒が、数多くいます。今年度も近隣の小学校や近所の方々からお礼の言葉を多数いただきました。
このように流山南高校の生徒は思いやりがあります。生徒それぞれがお互いを思い合い、支え合うことで、充実した学校生活を送っています。