秀明大学学校教師学部附属 秀明八千代中学校

所在地
八千代市桑橋803
交通
東葉高速鉄道「八千代緑ヶ丘駅」からちばレインボーバスで10分、JR総武線「津田沼駅」北口からちばレインボーバスで25分、新京成線「薬園台駅」下車、薬園台駅入口からちばレインボーバスで20分、いずれも「秀明学園」下車。JR津田沼駅、柏駅、木下駅などからスクールバス運行。
ホームページ
http://www.shumeiyachiyo.ed.jp/jhs/

体験学習で失敗恐れない心

 埼玉県川越市にある秀明中学・秀明高等学校の姉妹校として昭和56年に開校しました。校歌に「光る風、風薫る、八千代の杜の」とあるように、緑に囲まれた八千代市にその学舎があります。県道から正門までの道の両側にはたくさんのサクラがあり、3月下旬から4月にかけては、八重ザクラがここぞとばかり咲き誇ります。

 正門を抜けると正面には本校のシンボルである「秀明の塔」が見えます。毎年新入生が将来の夢、目標を記した「誓いの言葉」を納めています。常に「初心を忘れず」という気持ちを象徴した塔です。

 校舎は体育館・スポーツセンターを含めて冷暖房完備。昼食は完全給食制です。

 今年4月から、校名が「秀明大学学校教師学部附属秀明八千代中学校」と改められ、中・高・大が連携した新たな取り組みが始まっています。

 様々な体験の中で「失敗を恐れない」強い心を育てるため、体験学習が多く取り入れられています。

 1年生は、米作り・野菜作りに取り組んでいます。また、遠足では茨城県の「ポティロンの森」でバター作り、JAXA見学。9月には、キッザニアでの英語による職業体験。夏休みには、各人がさまざまなもの作りにチャレンジし、成果を10月の文化発表会で展示します。地元のボランティアの方たちに「ワラぞうり」の作り方を教えてもらうなど、お年寄りの知恵を継承しようという試みもあります。

 秀明大学での特別授業が定期的に行われています。西村治准教授からは「数独パズル」で論理的思考を学びました。田中元教授からはタブレットを使って運動の法則を突き止める実験を、高田祥司専任講師からは若者言葉・ら抜き言葉が生まれる法則を教わりました。

 「良いことと悪いことの区別、許せることと許せないこと」の教育が大切にされています。「心の学習」と名づけられています

全生徒がイギリス英語研修

 私立中学校らしく、授業やイベントに独自の工夫が凝らされています。

 その中でも最も大きなイベントは中学2年生で2週間、イギリス英語研修に行くことです。1週間はホームステイ、1週間は宿舎での生活。宿舎は、映画ハリーポッターの中に出てくる魔法の学校をほうふつとさせる宿舎です。

 帰国後は、その報告を兼ねて、プレゼンテーションをします。研修前には、事前学習として自分が選んだ歴史や文化などのテーマについて調べてから、現地に赴きます。

 イギリス南東部に位置する世界遺産のケント州カンタベリーのケント大学敷地内にある大学の寮が研修の宿泊施設です。カンタベリー大聖堂を目の前に、遠くはドーバー海峡、天気がよければ、遠くフランスを望むこともできます。

 中学3年生は都内の劇団四季の劇場に出向いて本物のミュージカルを鑑賞します。

 2学期の後半に強歩大会があります。全学年の生徒が手賀沼のほとりをひたすら歩きます。自然を満喫しながら友達と談笑して歩く一日は、中学生活の良い思い出になっています。

校長の声

富谷利光校長 教員養成実績の躍進著しい大学の教師力を系列中学校に注ぎ、生徒に「学ぶ楽しさ、知るよろこび」を実感させ、未来を強く、たくましく生きる力を育てます。