所在地 | |
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習志野市秋津5-9-1 | |
交通 | |
JR総武線津田沼駅下車、京成バス「新習志野駅」行きで「津田沼高校」下車。または徒歩25分。JR新習志野駅から徒歩15分。 | ホームページ |
http://www.chiba-c.ed.jp/tsudanuma-h/ |
グローバルな人材を育成
津田沼高等学校は昭和53年4月に開校し、今年度で38年目を迎えました。校訓は「誠実、創造、雄健」。地域に根ざした学校づくりを目指しています。
学校の後背地にはラムサール条約に登録されている野鳥と小動物の楽園、谷津干潟が広がっています。定期的に開催される干潟のイベントには、生徒会を中心にオーケストラ部、合唱部、2本の縄を使って縄跳びをするダブルダッチ同好会、JRC(青少年赤十字)同好会などが協力し、地域全体での環境保護の気運盛り上げに一役買っています。
この干潟には、ややもすると嫌われ者となるアオサが大量に繁茂していますが、生物部はこのアオサを有効活用する研究に取り組んでいて、肥料などへの活用に成果を上げています。
平成25年度から県教育委員会が推進する「グローバル人材プロジェクト」実施校の指定を受け、国際感覚を身に付けた幅広い視野に立ち、ワールドワイドな舞台で活躍できる人材の育成に取り組んでいます。
これまでに、日本の大学院に在籍する外国人留学生、JICAボランティア活動経験者、フィンランド大使館副館長、元在ルーマニア日本大使館員、マレーシア中高校生日本訪問団などが来校、異国の文化・習慣や物の見方・考え方などに直接触れ、生きた学習を積み重ねています。
また、近隣の小学校、中学校及び大学との連携を大切にしています。秋津小学校や袖ヶ浦西小学校の児童が来校し、高校生の「お兄さん・お姉さん」たちとの交流を深めています。
さらに、神田外語大学や和洋女子大学とは高大連携協定を結び、高校生が大学の講義を受けられるシステムが整えられています。
授業にも工夫が凝らされ、テレビなどでもお馴染みの千葉工業大学・先川原正浩先生を講師に招き、「ロボット講座」を開催しています。講義は文科系の生徒にとっても分かりやすく、知的好奇心をかき立てられる大変に興味深い内容が盛り沢山です。
県内公立高唯一、音楽コース
習志野市のご当地キャラ「ナラシド♪」に象徴されるように、習志野市は音楽に対する意識が極めて高い土地柄で、津田沼高校でも音楽系の部活動がたいへん盛んです。
昨年度、オーケストラ部が全国高等学校総合文化祭茨城大会に参加したのに続いて、今年度は合唱部が同滋賀大会に参加します。また、毎年11月に開催される「海辺のコンサート」では、習志野市立第七中学校の生徒との合奏が行われ、音楽の豊かさに触れる喜びを地域の人々とともに分かち合っています。
県内の公立高等学校で唯一の音楽コースがあるのも、音楽活動が盛んな習志野市内の高校ならではの特色です。音楽で身を立てようという志を持った生徒だけでなく、幼稚園や小学校の先生を目指している生徒にとっても有用なカリキュラムが組まれています。
15%の生徒が教職への道を志しており、昨年度、「教員養成塾」が開設されました。その一貫として夏休みに実施しているのが「先生ボランティア」です。
生徒が近隣小学校の補習授業にアシスタント・ティーチャーとして参加し、小学生と高校生双方の学習効果を高めようという企画で、今年の夏も実施される予定です。
地域との交流を大切に 生徒会長・太田 匠
津田沼高校には普通科音楽コースがあることから、音楽好きの生徒が大勢います。そのため、吹奏楽部、オーケストラ部、合唱部と音楽系の部活動がとても盛んです。
他にも県下唯一のダブルダッチ同好会があるなど、津田沼高校は33の多種多様な部活動・同好会があります。9割近くの生徒が部活動・同好会に加入し、毎日切磋琢磨して頑張っています。
生徒会はもとより、こうした部活動等が中心となって、津田沼高校の生徒は、地域との交流を大切にしています。
おかげさまで、地域の皆さんから支援・協力をいただきながら、生徒一人一人が充実した学校生活を送っています。