所在地 | |
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四街道市栗山1055-4 | |
交通 | |
JR四街道駅から徒歩25分。JR四街道駅北口2番から千葉内陸バス(千代田団地行きかバードヒル行き)、または京成バス(臼井経由京成佐倉行き)で「北高入口」下車。 | ホームページ |
http://www.chiba-c.ed.jp/yotsukaidokita-h/ |
校舎に輝くコブシの校章
四街道北高校は昭和60年に開校し、昨年、創立30周年を迎えました。今年10月には記念式典が予定されています。今年度から、全教室にエアコンが設置され、夏の暑い日も快適に授業に打ち込めるようになりました。
校舎が建てられた土地は、辛夷(コブシ)が多く咲いていたことから、校章はコブシの花がデザインされ、文化祭と体育祭を辛夷祭りと呼んでいます。
「求全・協和・自強」が校訓で、「求全」は「すべてを求める。完璧を目指す」、「協和」は「思いを同じくして力を合わせる」、「自強」は「人から言われなくても自分で努力する」という意味です。
「生きる力」の育成を目指して、生徒・職員が誇りを持って日々の活動に取り組み、地域から信頼され、夢と意欲を育む学校を目指しています。
英語と数学では徹底した少人数制の授業が行われています。英語は2クラスを3クラスにして1クラス当たりの生徒を減らしています。数学は習熟度別クラスを編成し、基礎コースは丁寧な指導ができるように、ごく少ない人数で授業が進められます。
また、基礎学力の定着のために、帰りのホームルームの前に「マナトレ」が行われています。「学び直し、トレーニング」を縮めた名前で、全学年の生徒が10分間、国語、数学、英語の基礎的な問題に取り組みます。
卒業後の進路は四年制大学、短大・専門学校、就職が例年約3分の1ずつ。多様な進路希望に応えられるよう、専門学校や企業の担当者が来校し、分野別のガイダンスや体験型の講習が行われています。
東京情報大学と高大連携教育も行われています。今年度は「未来を拓く『情報』を学ぶ」をテーマに開催され、13日間、全20コマの授業を終えた受講生に修了証が手渡されました。
高校生レストランが好評
クッキング部の生徒が近くのレストラン「さくらそう」で一日シェフになり、高校生レストランを開いています。3年前から年間5~6回“開店”しているレストランで、生徒が工夫を凝らしたメニューが人気を呼び、毎回、前売り券が売り切れてしまいます。
7月29日の献立は野菜の素揚げが添えられたチキンカレー、蜂蜜が効いたピクルス、夏野菜のコンソメスープ、デザートはピーチソースのヨーグルトムース。卒業生で南インド料理店を経営している本職のシェフにココナツミルクの使い方など、一層おいしくなる秘訣を伝授されました。
辛夷の花が染められているランチョンマットは手芸部の作品です。
クリーンアップ四北、略してC4と名づけられた清掃活動が毎月2日間行われています。ボランティアとして名乗りを上げた生徒が通学路を隅々まで清掃します。
この夏休みには、近くの八木原小学校と四和小学校で生徒が先生役を努めました。ここ数年、夏休みのたびに行っているボランティアで、宿題を教えたり、生物の先生とともに理科の実験をして小学生の好奇心の芽を育てました。
目標に向かって日々前進 生徒会長・小平愛
本校の文化祭は「辛夷祭文化の部」と呼ばれていて、毎年9月中旬に実施します。5月から約4カ月間の準備期間で、私たち生徒は自分たちだけではなく、来場されたお客様にも楽しんでもらえるような企画作りに励みます。その過程で壁にぶつかることもあります。
中でも一番苦戦したのは、ある2年生のクラス企画の入場門制作で、一般公開当日の朝、無事に設置することが出来た入場門を前に、ハイタッチをしたり、抱き合ったりしている後輩の姿に、私は心を打たれました。
一つの目標に向かって、声を掛け合いながら取り組む姿勢を見て、これからの四北を安心して任せられるとも思いました。来年は、今の2年生を中心に、更にパワーアップした文化祭をお見せできると思いますので、機会があればぜひお越しください。