敬愛学園高等学校

所在地
千葉市稲毛区穴川1-5-21
交通
JR稲毛駅下車、徒歩10分。稲毛駅から山王町行き京成バスで「敬愛学園」下車、徒歩5分
ホームページ
http://www.hs-keiai.ac.jp/

海外留学で国際人を育成

 西郷隆盛公が好んで揮毫したという「敬天愛人」を建学の理念と決めて、大正15年に創立されました。「自分を愛する心と同様に他者への愛を持てる人」を育て、天地自然の中に「道」というものがあることを知ることが敬愛学園高校の教育の理想です。

 千葉大学と隣接し、系列校の敬愛大学も同じ敷地内にあるキャンパスは、近代的なアリーナや人工芝のグラウンドなど体育施設にも恵まれています。

 バスの停車場とも隣接、モノレールやJRの駅とのアクセスも良く、利便性に富み、都会的で穏やかな教育環境です。

 文武両道を重んじながら、心と体のたくましさを伸ばし、自ら課せられた天命を自覚し、誇り高い生き方をできる人物を育てることを目標としています。

 戦後の関東商業高等学校を経て、千葉工商高等学校と改名し、さらに敬愛学園高等学校として90年の歴史を歩み続けてきました。

 千葉工商時代には「ものづくり教育」を通じて人材を輩出してきましたが、グローバルな時代に、多様なプログラムを通じて多様な価値観を理解できる人物の育成に努めています。

 国際人を育てるために1年間に及ぶ海外留学制度があり、すでに20年にも及ぶ実績を挙げています。

 英会話能力を伸ばす一方で、日本語の表現力を磨くことにも力がそそがれていて、「日本語検定」取得にも全校で取り組んでいます。

皆で目指す日本一の栄光

 敬愛学園高校は空手道部、陸上競技部、自転車競技部と日本一の生徒を輩出し、関東大会に多くの部活動が出場するなど部活動が盛んです。基礎練習で「当たり前が当たり前にできる」ことの大切さを学ばせ、応用的な練習で自主的に挑戦する心を伸ばします。スポーツに打ち込むことで、勉学にも好影響を与えています。

 女子バレーボール部も「日本一」を目指して日々、練習に励んでいます。4年連続13回目の出場となる全国高校総合体育大会は8月に山口県で開催され、4回戦進出ベスト8に入りました。

 10月の岩手県で開催された第71回国民体育大会にも単独チームで出場しました。川上雛菜や志摩美古都は全日本ジュニア候補選手や千葉県強化事業の東京オリンピック特別強化指定選手に認定されるなど嘱望されています。

 11月の春の高校バレー千葉県予選大会では、インターハイ予選から今大会も含め失セット無しで完全優勝を果たし、来年の1月に東京体育館で開催される第69回全日本バレーボール選手権大会(通称・春高バレー)の出場権を獲得しました。

 現在、チームは一丸となって目標の「日本一」に向けて余念のない練習を行っています。

何事にも意欲を持って 生徒会長・前橋ななみ

 敬愛学園高等学校は勉強や行事に全力で打ち込む意欲的な生徒が多い学校です。先日開催された敬学祭ではそれぞれのクラスがそのクラスのカラーにあった出展をして敬学祭を盛り上げていました。その他の行事でも皆が一つになって協力し合いクラスの絆が深まっていくのが見受けられました。

 また、敬愛学園はこういった行事だけでなく学業にも力を入れていて毎年、進学コースの2年次には、希望する生徒が海外に1年間留学する制度もあります。

 生徒が学業に集中できる進路資料室や図書室など、自習できる環境も万全でテスト前になると多くの生徒が足を運んでいます。私もよく利用していますが、快適で自分の勉強がとてもはかどります。

 時には自分自身で、時には皆と一致協力して、何事にも全力で打ち込むことのできるこの学校の生徒であることを誇りに思います。

校長の声

白鳥秀幸校長 敬愛学園高校の生徒は、素直で挨拶がよくできます。自分の中に眠っている計り知れない才能に気づいていない生徒が沢山います。

 文武両道の学校経営を目指しています。学校の使命は、生徒一人ひとりの進路実現を叶えることです。日常生活と全教科の学習の基盤である国語力を検証し、生徒の特に弱い語彙や敬語等を補強し、言葉に強い生徒を育てるために全校で「日本語検定」に取り組んでいます。

 「珠磨かざれば光なし」と言います。日本語力を身につけて「珠」に磨きをかけ、才能を覚醒させる契機にしたいと考えます。

 生涯に渡って日本語力を生かし、様々なことに挑戦できる逞しい生徒を育成します。