所在地 | |
---|---|
千葉市中央区椿森4-1-1 | |
交通 | |
千葉都市モノレール千葉公園駅下車徒歩3分。JR東千葉駅下車、徒歩7分。 | ホームページ |
http://www.cabinet-cbc.ed.jp/school/jhs/004/ |
英国からの留学生と交流
椿森中学校は千葉市中心部の繁華街の東端に位置し、落ち着いた環境の中にあります。昭和23年4月に、作草部町の旧陸軍気球隊の建物と第三中学校(現葛城中学校)の一部を借りて市内4番目の中学校として開校しました。
その後、昭和25年5月に現在の地に第一期木造校舎が完成し、翌年4月に千葉市立椿森中学校と改称されました。来年度には創立70周年を迎える歴史と伝統のある中学校です。
かつては旧国鉄千葉駅が現在の千葉市民会館付近にあったこともあり、学区は大変賑わいのある活気にあふれた地域でした。このため、昭和37年には生徒数が1671人にもなったことがありました。その後は、複数の学校に分離したこともあり、ここ数年は1学年当たり3学級から4学級で推移するようになりました。
親子三世代にわたって住んでいる人がたくさんいるため、住民の連帯感が強く、PTA活動、青少年育成委員会、おやじの会などの活動が大変盛んです。
「豊かな心を持ち、自ら学び考え、たくましく生きる生徒の育成」が校訓で、「進んで学び、自己を高める生徒」「心身を鍛え、やり抜く生徒」「長所を認め合い、他を思いやる生徒」の育成が目指されています。
昨年から敬愛学園高等学校と連携し、「英国留学生との交流会」が実施されています。来日した英国からの中高生約20名を招き、日本の中学校生活について紹介したり、全校合唱を披露したりします。今年は「竹取物語」の絵巻を作る授業を通して交流を深めました。
10月には合唱コンクールが学区の院内小学校6年生児童を会場に招き、千葉県文化会館を会場に行われました。児童たちも練習してきた合唱を披露しました。教職員・保護者も練習を重ねた歌声を披露するなど、学校一丸になって合唱コンクールを盛り上げました。
消防署員の指導で救命実習
体験を通して学ぶ学習が数多く取り入れられています。1年生のために弁護士が講師になって「人権教室」が催されました。いじめに関する実例をもとにした授業が行われ、生徒たちは人との関わり方について改めて勉強をしました。
2年生の授業は千葉中央消防署員による「AED教室」。怪我や病人を発見した際にいかに素早く対応したらよいか、実習を通して救命活動の重要さを学びました。
3年生のために税理士による「租税教室」が行われました。納税の義務や意義についての説明に真剣な表情で聞き入っていました。
部活動も盛んです。吹奏楽部はJR千葉駅リニューアルオープンでの演奏や椿森公民館文化祭での演奏、千葉聖心高等学校吹奏楽部とのコラボレーションなどで息が合った演奏を披露しました。
運動部では、男子バスケットボール部をはじめ女子ソフトボール部、女子バレー部が県大会に出場し活躍しました。
さらに、ボクシングで2020年東京五輪の特別強化選手に指定され活躍が期待される生徒もいます。この機会を生かして、多くの生徒たちが選手やボランティアとしてオリンピック・パラリンピックに関わってほしいと願っています。
椿森中の伝統に新しい風を 生徒会長・田中武蔵
椿森中学校は創立69年を迎える歴史と伝統のある学校です。「誇り高き椿森中学校をつくろう」という目標の下、元気のある椿森中生が一つ一つの行事に意欲的に取り組んでいます。今後は、諸先輩方が築き上げた伝統に新しい風を吹かせられるように精一杯頑張ります。
校長の声
飯田良校長 生徒が楽しんで学校生活を送りながら、将来に夢や希望をもって生きていける力を育てたいと考えます。仲間や教職員、多くの大人の方々との触れ合いを通して、人の温もりを実感できる学校づくりを目指しています。