所在地 | |
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松戸市六高台5-150-1 | |
交通 | |
東武アーバンパークライン高柳駅から徒歩12分、六実駅より15分。 | ホームページ |
http://cms1.chiba-c.ed.jp/mutsumi-h/ |
校訓「誠実」、全力で取り組む
千葉県の北西部に位置する県立松戸六実高等学校は、昭和53年4月に開校し、今年39年目を迎えました。各学年9クラス、全体で27クラスの大規模校です。
専用野球場をはじめとして広い体育施設を備え、各教室に冷房施設が完備するなど学校施設が充実していて、1088人の生徒が勉強や部活動に励んでいます。
「誠実」という校訓のもと、さわやかな挨拶、何事にも精一杯取り組む生徒が学校の誇りです。部活動や各種行事も盛んで、松毬祭(文化祭)や体育祭を中心に生徒が主役となって活動しています。
生徒個々に応じた進路希望に向けて、学力向上が図られています。その一環として、乳幼児ふれあい体験が3年生の家庭科の授業で行われました。乳幼児と触れ合った3年生から笑顔がこぼれていました。
生徒たちは学校だけにとどまらず、広く社会に飛び出しています。美術部員は交通安全を呼びかけるヘッドマークを制作、近隣の流山電鉄を訪れ、電車の先頭部分に取り付けてもらいました。
松毬祭文化の部では、各クラス・団体が創意工夫を凝らした発表が披露されます。生徒自らが作り上げた活気に満ちた発表が展開されます。はかま姿の書道部生徒は墨痕鮮やかに「飛」と題した大書パフォーマンスを披露しました。
松毬祭体育の部では、色鮮やかな応援大看板が作成され、応援団による多彩なダンスを交えた応援合戦が繰り広げられます。
盛んなボランティア活動
松戸六実高校ではボランティア活動が盛んに行われています。JRC(青少年赤十字)部は駅頭などで「あしなが学生募金活動」、「東日本大震災」、「熊本地震」などの募金を呼びかけ、その活動は10年間を超えました。
さまざまなコンクールで金賞を受賞している吹奏楽部は、東日本大震災の被災者支援のため、体育館でチャリティーコンサートを開催しています。近隣の住民を中心に毎年4百人ほどの聴衆が訪れ、寄せられた寄付金は全額、日本赤十字社を通して被災地に寄付をしています。
毎年4月初旬に2日間にわたって六実地区で行われる地域を上げての「さくら祭り」では、松戸六実高校生が活躍します。
JRC部が本部受付やお弁当の仕分け、野球部は路上に捨てられていたゴミの清掃などの裏方を務めるほか、吹奏楽部やダンス部が演奏、演舞を披露します。この功績に対し昨年4月、「さくら祭り実行委員会」から感謝状が贈られました。
また、今年1月27日には、学校あげてのボランティア活動が認められ、青少年の全校を顕彰するライトブルー少年賞の表彰を受けました。
素晴らしい思いを後輩へ 前生徒会長・高畠優樹
私たち松戸六実高校は誠実という校訓のもと勉強だけでなく、様々な活動に全力で取り組んでいる活気あふれる学校です。
生徒会本部として、特に力を入れてきた事は交通安全への対策です。高校生の自転車の乗り方が問題になっている現在、私たちで何かできることはないかと考え、校門の前での呼びかけ運動や映像、ポスター、プリントを作成し、より多くの人に自転車の安全利用について考えてもらえるように工夫しました。
私にとって松戸六実高校での3年間はとても充実していました。生徒会長として中心となり運営した生徒会活動、多くの来場者の方に喜んでもらえた文化祭など、振り返ると、様々な思い出と経験が浮かんできます。この思いを後輩へと繋げられるよう、生徒だけでなく、地域のみなさんにも応援され続けるような良い学校を目指していきたいです。
校長の声
鈴木隆文校長 本校は、校訓を「誠実」と定め、夢と希望の実現に向けて日々取り組んでいます。その実現のため、本校が重点的に取り組んでいる内容を紹介します。
(1)地域に根ざした学校 生徒たちがこれからの社会に積極的に参加し、大きく貢献していくために、ボランティア活動や地域行事に積極的に参加し、地域に貢献できる生徒の育成に力を入れています。
(2)学力向上 これから必要となる学力を身に付けるためのアクティブラーニングの導入、少人数授業、習熟度別授業等でワンランク上の授業を行い、より一層の学力向上を目指しています。
(3)部活動の充実 文化部、運動部合わせて30の本校部活動は活力みなぎる生徒の育成を目指し、どの部活動も目標に向かって大変盛んに活動しています。また、毎年実績を残しており、全国大会へ出場し、活躍する部活もあります。