松戸市立六実中学校

所在地
松戸市六高台5-166-1
交通
東武線アーバンパークライン六実駅下車徒歩20分。高柳駅下車徒歩15分
ホームページ
http://www.matsudo.ed.jp/mutumi-j/

地域ぐるみ学校をサポート

 松戸市立六実中学校は、昭和47年に開校。現在は20学級(特別支援含む)に595人の生徒が学んでいます。学校は松戸市の最東端に位置し、柏市と鎌ケ谷市に隣接しています。校門を出ると目の前が学区外の柏市です。また、数メートル歩くと鎌ケ谷市となるなど複雑な場所にあります。

 江戸時代には小金牧と呼ばれて馬が放牧されていた土地でしたが、その後、土壌や気候がナシ作りに適していたところから栽培が盛んになり、ナシ畑が一面に広がるようになりました。

 近年では、大規模な宅地開発でマンションや分譲住宅などの建設が行われ、ベットタウンとして大きく変貌しました。そのため、地域の人々の意識や価値観は多様化していますが、この町を大切にしていこうとする意識が強い地域で、学校教育に対する関心も高く、多くの保護者や保護者OBが積極的に学校と関わっています。

 六実中をサポートし、六実地区を盛り上げようと活動しているのが「六実地区子育て井戸端会議」です。「地域、家庭、学校の連携を強化し、地域で子どもを育てよう」というスローガンのもと、平成8年に、学校、保護者、地域の協力者をメンバーとして発足しました。「地域をより良い街に、安全な街に」を目標に合同パトロールや六実っ子祭りの開催をするなど、様々な行事の企画運営を積極的に行っています。

地域の祭り、皆で盛り上げ

 六実地区子育て井戸端会議が企画・運営を行っている地域のお祭りが「六実っ子まつり」です。毎年10月第4週の日曜日に、六実中央公園と六実支所を会場にして開催されていて、今年で16回を迎えました。

 スタート当初は20あったかどうかの参加団体も、現在では30を超える団体が参加し、六実地区の小中高吹奏楽部の演奏、ダンス発表、昔の遊び体験、ミサンガや小物つくりなどが行われます。また、父兄が腕によりをかけて焼き上げる焼き鳥は、会場を訪れる人に大人気です。

 祭りには、学区の小学校3校の児童も参加し、祭りの運営の手伝いをしています。また、地域の高校の六実高校、市立松戸高校、沼南高柳高校の生徒も参加して、祭りを盛り上げています。

 もちろん、六実中の生徒も積極的に祭りの運営にかかわっています。祭り運営ボランティアとして裏方などを努めながら地域の人々と祭りを楽しんだ生徒からは、「参加して楽しかった」「地域のみなさんと交流が持ててよかった」「不安でしたが並べたパウンドケーキが売り切れてとてもうれしかったです」といった声がたくさん寄せられました。

挨拶でより良い学校築こう 生徒会長・有谷健伸

 「中学校で学ぶことは何か」と考えたとき、勉強やマナーといったことだけではなく、たくさんのことを学んでいると感じています。その中でも私は、「できることを当たり前に行う」ことを常に心がけています。

 また、部活動や委員会活動が活発であり、行事が盛んである、そんな充実した学校生活を送りたいと思っています。そのためには、約束やマナーを守ることが必要になってきます。

 それは、大人も子どもも、すべての人が生きていく中で共通して大切なことではないでしょうか。

 その中でも特に必要なことは挨拶です。このことを重視して生活しています。コミュ二ケーションをとることには挨拶が大切ではないか、でも、今の中学校は挨拶が減ってしまったのではないかという気がしてなりません。

 挨拶を通してより良い学校を築いていけたら、とてもうれしいです。そのことによって、地域のみなさんとの交流も広がるかもしれません。そんな学校であったら素敵なことだと思います。

校長の声

井上四志郎校長 生徒のみなさんに「六実中はどんな学校ですか?」と聞くと「挨拶がきちんとできる学校です」という答えが返ってきました。六実中の生徒がきちんと挨拶できることは学校の伝統であり誇りです。

 更に六実中には良い伝統ができています。体育祭、合唱祭での3年生の活躍がそう感じさせてくれます。この良き伝統を通して、地域とともに「人間的に成長していく」、そんな学校であってほしいといつも思っています。そのためには、さまざまな体験を通し、たくさんのことを学んでほしいと願っています。

 学校で身に着けさせたい力は、「自尊感情」「社会性」「学力」です。「感謝・感動・常に全力」これをモットーに地域や保護者とともに生徒を成長させていきたいと思います。