所在地 | |
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佐倉市臼井台1588 | |
交通 | |
京成臼井駅から徒歩10分。 | ホームページ |
http://www.school.city.sakura.chiba.jp/usuinishi-jh/ |
挨拶、掃除、態度を三本柱に
佐倉市立臼井西中学校は昭和63年に、佐倉市立臼井中学校から分離して開校した学校です。今年で開校から30年目を迎えます。歴史と伝統の町、佐倉の中で緑豊かな自然に囲まれた環境の中に学校があり、明るく爽やかな挨拶と素晴らしい歌声を響かせて、生徒325人が在籍しています。
生徒会は、「挨拶」「掃除」「態度」を三本柱にして意欲的に活動しています。9月に開催された体育祭では、実行委員会や応援リーダーを中心に生徒の手で創り上げる体育祭が行われ、保護者、地域の人々から「生徒の生き生きとした取り組みに感動した」といった声が寄せられました。
地域との連携も盛んで、臼井地区の合同防災訓練に参加するなど防災教育に力を入れています。また、吹奏楽部は毎年、「うすいふるさと祭り」や敬老会に呼ばれ、卒業生4人で結成されているロックバンド「BUMP OF CHICKEN(バンプオブチキン)」の曲なども演奏し、好評を得ています。
学校教育目標は「『生きる力』を育む~自分で考え、自分で決められる生徒の育成~」。最終的に進路決定の時期に自分の進路を自分で決定し、切り開いていってほしいという願いが込められています。
部活動は、運動部、文化部を含めて11の部活動があり、毎年、陸上競技部や卓球部が県大会に出場しています。平成26年、27年、28年度は卓球部が関東大会に出場し、活躍しています。
合唱祭に学区の臼井小と王子台小の児童を招待し、合唱を披露するともに小学生にも歌ってもらって、児童生徒の連携を深めています。また、英語の授業を参観し合ったり、中学校の英語科教諭が協力委員として小学校の外国語活動に参加したりして交流をしています。
多くの人々と交流し学ぶ
学校がある佐倉市臼井地区は、地域の活動が盛んで、年間を通じて地域の人々と交流し、生徒にとってたくさんのことを学ぶ機会となっています。
5月と11月に行われる防災訓練には、それぞれ1年生と3年生が参加します。バケツリレーの消火訓練、簡易テント作り、炊き出しの手伝い、応急手当訓練など、災害発生の際には積極的に防災作業に打ち込めるよう、生徒たちは皆、真剣な表情で訓練に取り組んでいます。
一緒に訓練に参加した地域の人々は、「高齢者の多くなった地域に若い中学生が機敏に動いてくれると本当に助かる」と、中学生のきびきびとした姿を見守っています。
5月と8月には、地域やPTAの保護者ら100人を超える人々が刈り払い機持参で来校し、校庭の草刈りをします。刈り取った草を集めるのは生徒たち。ここでも、地域の人々と生徒の交流が行われています。
吹奏楽部は地域の催しに一役買っています。敬老会で懐メロを演奏すると、別れ際に、「よかったよ」と涙を流しながらお年寄りが部員に語り掛ける姿も見られます。
全力で取り組み様々な挑戦 生徒会長・渡邉誠斗
私たちの佐倉市立臼井西中学校では、「臼井西中三本柱、挨拶、掃除、態度」という3つの目標を掲げ、毎日明るく楽しく学校生活を送っています。部活動や学校行事、生徒会行事も全員で協力し合い、協調性のあるとても良い学校です。
この臼井西中学校は、自然豊かな環境に囲まれ、地域の方々の協力によって成り立っています。そのため挨拶の表情や声色も良く、朗らかな挨拶ができています。
学習面でも、緑豊かで静かな環境で勉強することにより、生徒一人ひとりが己の高みを目指して勉強できています。何事にも全力で取り組み、様々な挑戦をしている、最高に楽しい学校となっています。
素晴らしい事が盛りだくさんのこの臼井西中学校。これからも私達の手で、伝統を引き継いでいこうと思います。
校長の声
加藤康男校長 学校の周りを田んぼや木々など緑に囲まれ、キジの鳴く声やプールには鴨が泳ぐなどたいへんのどかな場所にあり、生徒も明るく挨拶をしっかりしてくれる生徒たちです。毎日、朝の会、帰りの会の歌声活動では、美しい歌声が響いてきます。10月にはその成果を合唱祭で披露します。
本校の生徒のよさは、朝帰りの登下校時に横断歩道を渡る際、車が生徒の横断のために待ってくださったときに、きちんとお辞儀をしてお礼の気持ちを表すことです。これは、学校の近くだけでなく、たとえば修学旅行で京都に行っても自然に行っていましたので、本校の生徒の素直な心を表しているのではないかと思います。今後も保護者、地域に支えながら素直な心の温かい生徒を育てて参りたいと思います。