新聞を“受信”“発信”する 流山北小学校(流山市)

 本校は本年度、NIE実践校の指定を受け、5、6年生を中心に活動を進めています。

 新聞を“受信”する活動として、5年では「新聞エクスプローラー」と名付け、記事や写真を素材にして「読み解き」や「見出しつけ」を継続して行いました。読み取った内容に対して自分の意見を持つことや、書いた文章を吟味する意識が高まってきています。

 6年では、スクラップをすることで、新聞に慣れ親しみ、記事に興味を持つようになり、世の中の情報・情勢に詳しくなりました。

 新聞作成の活動(“発信”する側)に入る前に、プロの話を聞きたいと千葉日報社の方に講話をしていただきました。記事の書き方、逆三角形の構成(見出し・リード・本文)、詳しい情報(生の声)を入手する苦労、写真の撮り方などを教えてもらい、学校新聞の作成に生かすようにしています。

 今後も新聞を学習の素材として、“受信”“発信”を体験し、読解力・思考力・表現力を高めていきたいと考えています。