エレキギターの草分け的存在で「エレキの神様」として一世を風靡（ふうび）した寺内タケシとブルージーンズを招き、長南町立東小学校（山中吉一校長）で６年生１４人を送る会が開かれた。

　午前中は１～５年生が歌、劇、ダンスを発表し、午後からコンサート。寺内さんが、湘南サウンドの他、ベートーベンの運命や慕情、日本民謡、オリジナル曲の青春へのメッセージなどを約２時間にわたって披露した。寺内さんの巧妙なトークと、強烈で軽快なエレキのリズム、サウンドが会場を盛り上げた。

　寺内さんは全国で「芸術鑑賞会・ハイスクールコンサート」を開き、青少年教育に力を注ぐ。この日も「一生懸命やれば苦難も乗り越えられる。中学に行っても頑張って」と励ました。