2014年09月1日
山武地区の県立、私立の8高校が一堂に会して行われた進学個別相談会=東金市の城西国際大学
山武地区の県立、私立の計8高等学校による中学生と保護者を対象とした進学個別相談会(山武地区高等学校長協会主催)が31日、東金市求名の城西国際大学で開かれた。
主催者側によると、相談会は、これから本格化していく中学3年生の進路選択に役立ててもらうため毎年開催されている。会場には各校がブースを設けており、保護者同伴の生徒が高校教員の説明を真剣に聞いた。相談の順番を待っていた女子中学生3人は「部活動や学校行事について話を聞きたい」としていた。
相談会に参加した私立高校の1校は、多様化する生徒の関心に応えるため、新年度から自動車部を発足させるなど部活動を強化していくという。同校では「中学生にアピールしたい」と強調した。
一方、昨年の相談会は10月だったが今年は8月末に早めた。会場に来ていた実川博三・芝山中校長(57)は「早い時期の開催は中学校にとってありがたい」と歓迎していた。