2014年09月23日
校内で育てた梨を収穫する児童たち=22日、松戸市立六実第二小学校
松戸市立六実第二小学校(原義和校長、児童228人)で22日、通称「二小梨園」と名付けられた同校内の敷地で梨の収穫祭が行われた。栽培を担当した3年生33人が小さな手を伸ばし旬の大玉品種「新高(にいたか)」を一つ一つ収穫した。
同校は2001年から近隣の梨農家らの指導を受けながら、校内の畑の一部に植えた梨の木の生育を見守っている。児童たちは花粉付けや梨の実を保護する袋かけなどを実施。今年もすでに「幸水」「豊水」の2品種は収穫し各家庭に持ち帰った。同日、新高をもぎ取った中崎陽菜さん(8)は「梨は大きくて皮がざらざらしていました。おいしそう」と喜んでいた。
収穫後は、児童から協力農家へのプレゼントとして感謝状贈呈や伝統的な踊りが披露された。