2014年10月16日
扇子作りに挑戦したオランダの児童=15日、佐倉市立上志津小学校
日本の振り付けダンスに挑戦したオランダの児童たち
佐倉市立上志津小学校(大野尊史校長)で15日、来日中のオランダ人児童が一日限りの“体験入学”をした。交流会や授業に参加し、日本の伝統文化や昔ながらの遊びを楽しみながら、日本の児童と触れ合った。
佐倉日蘭協会主催で、今回で24回目を迎える「佐倉オランダ児童交流事業」の一環。子どもたちに国際感覚を身に付けてもらおうと、児童の受け入れと派遣を隔年で実施。本年度は日本側がオランダ人児童の受け入れを行っている。
日本を訪れているのは、オランダのランシンガーラント市のアンネ・フランク小学校に通う10~12歳の男女12人と引率者3人。児童たちは今月18日まで佐倉市内のホームステイ先に滞在し、日本の生活や伝統文化を体験している。
オランダの児童たちはこの日、上志津小の高学年児童の教室に混じり、扇子作りや和太鼓演奏など日本の文化を満喫した。
全校児童が出迎えた交流会では、オランダの児童が授業や休み時間を使って創作したという「日本語劇」と「ダンス」を披露。両国の児童が一緒にダンスに興じる場面も見られ交流会は盛り上がった。