2015年02月20日
開発した弁当を販売する木更津東高校の生徒=17日、君津市
共同開発したねぎ塩豚焼肉といろいろおかず弁当
県立木更津東高校(青木清隆校長)の家政科3年生の女子生徒約40人が、コンビニチェーン・ファミリーマートと「ねぎ塩豚焼肉といろいろおかず弁当」を共同開発した。17日から県内を中心とした同店舗約900店で1カ月間販売している。発売初日は、生徒たちが木更津、君津、袖ケ浦市の3店舗で店頭販売に挑戦した。
同社は、地域密着プロジェクトの一環で各地の高校生と食料品を共同開発しており、同校とは昨年7月から、弁当の商品化に向け検討を重ねてきた。
生徒たちは「頑張っているあなたに食べてほしいから」をコンセプトに、疲労回復に効果のある食材や組み合わせを検討。梅をトッピングした豚焼肉の他、豆腐ハンバーグ、めんたいこ入り卵焼きなど5種類のおかずが楽しめる特製弁当を完成させた。
店頭販売に臨んだ笹生由結さん(18)=富津市=と緒方香保さん(17)=市原市=は「買ってもらえるとすごくうれしい。疲労回復に効く材料を選んだので、ぜひ食べて」と笑顔で呼び掛けた。
同社の担当者は「コンビニは携わっている人の顔が見えづらい。高校生だと地元の子でなじみやすい」と説明。3月には県立千葉女子高校と共同開発したパンを発売予定という。
弁当の価格は税込み470円。