AKB永尾さんが給食交流 中学校を訪問 芝山親善大使

 人気アイドルグループAKB48のメンバーで芝山町の観光親善大使となった永尾まりやさん(21)が同町高田の町立芝山中学校(実川博三校長、生徒177人)を訪れ、卒業を控えた3年生たちと一緒に給食を食べて交流を深めた=写真。

 同町の町制60周年に合わせて今年1月から大使を務め、成人式や豆まきに参加している永尾さん。当初から学校訪問による子どもたちとの交流にも意欲を見せており、早速実現した。

 集まった3年生54人や教職員の前であらためて自己紹介すると、生徒たちの隣に座り、同じメニューを味わいながら歓談。生徒が少し緊張した様子で「紅白歌合戦への出演はどうでしたか」「久しぶりの給食はどうですか」「今年、流行しそうな服は」などと質問すると、永尾さんは気さくに答えて会話を弾ませた。

 隣で食べた森田優果さん(15)は「物腰が柔らかで親しみが湧いた。思い出になった」と笑顔を見せた。

 生徒たちから、誕生日が近い永尾さんに歌や花束のサプライズプレゼントがあり、全員で記念撮影も。

 永尾さんは「みんなでよそったりして給食は懐かしい。芝山の中学生はまっすぐな印象で、手を挙げて質問してくれてうれしかった。『今度はいつ来てくれるのですか』と言ってくれた子もいたので、これからもできる限り芝山に来て、町の人と一緒に取り組んでいければ」と意気込んだ。