2015年04月26日
学校で育てられた苗を販売。大盛況だった拓心農場祭=25日、南房総市和田町の安房拓心高校
南房総市和田町の県立安房拓心高校(近藤克之校長、生徒474人)で25日、春の農場祭「拓心ファームフェスタ」が開かれた。
同高の協和農場では、開場の30分以上前から、同校の苗や花を楽しみにしていた人が200メートル以上の列を作った。畜産系列の生徒がつくったヨーグルトは開場してすぐに売り切れ。
園芸系列の生徒が育てた約5千本の野菜や花の苗も1時間以内に完売した。ナス、ピーマン、シシトウ、キュウリ、トマト、マリーゴールド、ペチュニア、サルビアの苗が50円、カボチャ、ミニトマトの苗は100円で販売された。
大盛況に園芸系列2年の安西政治君(16)は「ファームフェスタに参加するのは初めてだけど、こんなに多くの人がたくさん買ってくださってうれしい。『頑張ってね』と声も掛けてもらい励みになった」と大喜びだった。