2015年05月8日
田植え体験をした佐倉市立山王小学校の児童たち=7日、同市太田
佐倉市立山王小学校(石井一好校長)の児童62人が7日、学校近くの田んぼで田植えを体験した。
子どもたちに食の大切さを学んでもらおうと、地域の自然環境保全に努めるフクロウの会(新谷俊文会長)と連携して開催。地元農家から借りた休耕田約500平方メートルを利用し毎年実施している。
例年は5年生を対象に行っていたが、今年は6年生も参加。田植え初挑戦となる5年生の生徒たちは、6年生のお兄さんお姉さんの手に引かれて田んぼに入った。児童たちは「ここに植えて」「気をつけて」などと声を掛け合いながら約1時間かけて苗を植えた。
6年生の相知美森さん(11)は「昨年学んだことを5年生に教えることができた」と満足げ。6年生の栗崎太一君(11)は「上手に植えられた。昨年のお米がおいしかったので今年も楽しみ」と笑顔を見せていた。
フクロウの会によると、米は秋に収穫され、今年も学校給食で味わう予定という。