2015年08月6日
中学生らしい視点で市政について質問した東金市の子ども議会
東金市で5日、子ども議会が開催され市内4中学校の生徒16人が出席。日ごろ感じている身近な疑問などを質問した。
中学生議員からは、歩道や街灯整備の必要性、少子高齢化問題など幅広い質問が出された。西中1年、坂田光輝君は、同市田間の市産業交流拠点施設「みのりの郷東金」の来客数や今後の運営についてただした。志賀直温市長は「昨年1年間で約40万人が訪れ、そのうちの買い物客数は27万4千人。売り上げは約3億5千万円だった」などと答弁。また、今後の運営では道の駅登録に向けての取り組みも明らかにした。
このほか、徳川家康が同市周辺で鷹狩りを行ったことから観光メニューとしての鷹狩りの提案があり、市長は「関係団体と協議、検討したい」と述べた。
議長を務めた東中3年、鴻巣莉帆さんは「緊張したけどうまくできた。上手にまとめて質問していると思った」と話した。
子ども議会は、市制施行60周年を記念し昨年度、20年ぶりに開催され小中学生が議員を務めた。