2015年08月10日
プロのオーケストラ団体による演奏指導が、佐倉市立王子台小学校(前田克彦校長)で開かれ、同校金管部の児童約40人がプロの技術に触れた。
県内小中学校の児童と生徒を対象に、プロの演奏家が楽器指導を行う県の事業「伝統芸能・洋楽~ふれあい体験事業(洋楽)」の一環で開催。県によると、本年度、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉の楽団員が県内四つの小中学校を訪問し、演奏指導を行うという。
王子台小では、今年11月に予定する市内音楽会での発表曲が指導された。各楽器ごとに分かれたパート練習では、息の使い方や唇の動かし方など基本的な動作をはじめ、トランペットやホルン、トロンボーンなど各楽器に応じたプロの手ほどきを受けた=写真。全体練習では、プロと児童が肩を並べて一緒に同曲を演奏。息の合ったハーモニーを響かせた。
参加した石出羽衣さん(11)は「プロの人に教えてもらう機会はなかなか無いので教えてもらったことを練習したい。もっとうまくなりたい」と満足げだった。