2015年09月27日
稲刈りを体験した子どもたち=26日、印西市牧の原
印西市立牧の原小学校(池亀節雄校長)で26日、校内の田んぼで稲刈り体験会が開かれた。運動会の昼休み時間を利用して刈り取り作業が行われ、集まった児童と保護者が実りの秋を満喫した。
親子で収穫を楽しんでもらおうと、保護者も来校する運動会の日に合わせて稲刈りを実施。春に田植えをし、黄金色に染まった約100平方メートルの田んぼ周辺に大勢の人が集まり、稲の収穫をみんなで祝った。
同市教育センターの担当者と地域の人から鎌の使い方や作業手順を教わった参加者たち。田んぼのぬかるみに足を取られないよう、踏ん張りを利かせながら根元から稲穂を丁寧に刈り込んでいった。
関係者によると、約60キロの米が収穫できる見通し。今後、校内で新米を味わう「おにぎりパーティー」も開催予定という。参加した4年の阿部萌々代さん(10)は「初めてやったけどうまく稲刈りができてうれしかった。食べるのが楽しみ」と話していた。
同校は、ことし4月に開校した新設校。同校周辺では、商業施設や戸建て住宅などの土地利用が進んでおり、今後も若い世代を中心に人口の増加が見込まれている。