2016年05月7日
大切に育ててきたカーネーションを販売する生徒たち=6日、茂原市
8日の「母の日」を前に、茂原市上林の県立茂原樟陽高校(齊藤郁夫校長)で6日、生徒が育てたカーネーションの販売会「カーネーションフェア」が開かれた。赤やピンクなどの鮮やかな花が並び、地域住民の人気を集めていた。
カーネーションは生産技術科で草花を専攻する2、3年生18人が、昨年9月から学校内の温室で育ててきた。生産から販売までの流通経路を学習するためにフェアを開いており、今年で8回目を迎えた。
195鉢を用意したが、1鉢500円と割安なこともあり、販売開始後すぐに完売した。2年生の神崎晃汰さん(16)は「花を買った人には大切に育ててもらいたい。来年も今年に負けないように栽培したいです」と話していた。