2016年05月25日
「大きくなあれ」。植えたゴーヤの苗に水をかける児童=23日、流山市立八木北小学校
夏の猛暑に備え、流山市立八木北小学校(西村淳校長)の児童が23日、校内にゴーヤの苗を植えた。ツタが伸び葉が茂って夏には緑のカーテンになるよう、児童が水やりや追肥を与え育てていく。
市内で小学校や各自治会に栽培を指導する「ながれやまゴーヤカーテン普及促進協議会」のメンバーが、4年生児童123人に植栽の仕方を教えた。児童はプランターや花壇の培養土に肥料を混ぜて土作りし、約50本の苗を植えていった。
子どもたちは「土いじりが好き」「大きくなるのが楽しみ」と土を混ぜたり、ポットの苗をそっと花壇に移したり作業に集中。「ゴーヤの葉は日陰を作るだけでなく、水分を蒸発させる蒸散作用で温度を下げてくれる」と同協議会の馬渡敏隆会長(77)が解説し、「子どもたちには植物が成長する喜びを感じてもらいたい」と作業を見守った。