ふっくら新米、おいしいな 夏休み明けに地元産提供 白子町立小中学校

新米の給食を楽しむ子どもたち=1日、白子町の白潟小学校

 白子町の4小中学校で1日、地元産コシヒカリの新米を使った給食が提供された。夏休みが終わったばかりで日焼けした子どもたちは、真っ白でつやがありふっくらとした故郷の味を楽しんでいた。

 同町では地産地消の推進と食育の一環として、町立の白子中学校、白潟と南白亀、関の3小学校で地元産の新米給食を毎年提供している。JA長生の協力を受けた町の給食センターが、今年は約60キロのコシヒカリを使い約760食分を用意した。

 同町八斗の白潟小学校(大場英昭校長)では約170人の児童が、豚肉のしょうが焼きと白子産野菜のサラダなどと一緒に新米の味を楽しんでいた。6年生の緑川暁海君(11)は、大盛りの新米を食べ「かんでいると甘さが口の中に広がってくる。いつものお米よりおいしいです」と笑顔で話していた。