下総みどり学園

所在地
成田市名古屋1214番地
交通
JR滑河駅下車、徒歩35分。
ホームページ
http://www.city.narita.chiba.jp/edu/simo-mdr/kyoui_index01.html

成田市初の小中一貫教育校

 平成26年4月、成田市下総地区の4小学校(滑河小、小御門小、名木小、高岡小)を統合し、既設の下総中学校の敷地内に新設の下総小学校を併設させ、千葉県では3校目、成田市では初めての施設一体型の小中一貫教育校「下総みどり学園」(通称名)としてその歩みをスタートしました。ちなみに正式名称は成田市立下総小学校・成田市立下総中学校といいます。

 現在、学級数は23学級(特別支援学級5学級)で、このほか、ことばの教室も開設しています。教職員数59人、児童生徒数は415人です。

 「地域とともに夢と希望に向かってたくましく生きる下総っ子」が学校の目標です。そして何より、ふるさと下総を愛し、下総のあたたかさを大切にして、地域や社会に貢献できる人間の育成が目指されています。

 小中一貫教育校のメリットは義務教育の9年間、途切れることのない指導が可能になることです。そして、子どもたちにとっては慣れ親しんだ小学生時代の旧友とそっくりそのまま同じ中学に進学することで、戸惑いを生じさせる「中1ギャップ」がなく、継続した勉強ができることも強みです。

 みどり学園の学区は千葉県北部のほぼ中央に位置し、利根川の南岸に広がる緑豊かな田園地帯と丘陵地帯からなり、その様子が通称名の由来の一つとなっています。

 近くには滑河観音、小御門神社などの数多くの神社仏閣が昔の面影を残し、利根川の恵みを受けて栄えてきた地域です。学区が広いため、小学生のほとんどはスクールバスで、中学生は自転車で通学しています。

敬慕と思いやりの心養う

 1学年から9学年までが一緒に生活していることで、下級生は上級生を慕い、上級生は下級生を思いやるという姿が見られます。7年生が1年生の手を引いて入場した小中合同の入学式や9学年が中心となって企画し、児童生徒全員が参加した全校遠足など、下総みどり学園ならではのほほえましい様子が随所に見られます。

 毎日の清掃も、1学年から9学年までの児童生徒が一緒に行います。部活動は5学年からの参加で、児童生徒がいっしょに技術や体力の向上に励んでいます。

 先日は第一回の体育祭が行われました。5学年から9学年の代表者で組織された実行委員が中心となり、全校児童生徒をまとめ、小中一貫教育校ならではの心に残る「体育祭」になりました。

 職員室は一つしかありません。教員は、在籍児童生徒数に基づき、下総小学校と下総中学校にそれぞれ配置されていますが、すべての教員に兼務発令が行われ、教員だれもが小学生から中学生までの児童生徒を指導できるようになっています。

 授業は6学年以下にも積極的に教科担任制が取り入れられています。また、小学校籍の教員が7学年以上で授業を受け持ったり、中学校籍の教員が6学年以下で授業を受け持ったりする乗り入れ授業が行われ、相当免許状を所有した教員による専門性の高い授業が実施されています

目標は日本一仲の良い学校 生徒会長 瀨尾尚暉

 下総みどり学園では、全学年が関わりを持てるように縦割り班を組んで毎日清掃をしています。上級生が下級生を引っ張る場面が多く見られたり、逆に、下級生から大きな声であいさつされたりすることなどで、上級生が下級生から刺激を受ける場面もあり、どんどん生活態度が向上していくのが、自分の目でもよくわかります。

 これからも、目標である「日本一仲の良い学校」をめざし、小・中の垣根を越えた一体感を生んでいくために、私たち自身が積極的な活動をしていきたいと思っています。

校長の声

 髙山 勇校長 本校では、1学年から9学年の子どもたちが常に一緒にいる環境です。上級生の子どもたちは、常に下級生の子どもたちから慕われる存在で「自己有用感」が培われてきています。「自己有用感」を育むことのできる「下総みどり学園」の環境を最大限に活かして、自分に自信がもてる子どもたちを育てていきたいと思っています。そして、夢や希望に向かって、努力を続けて行けるような子どもたちになってもらいたいと考えています。